藤井直樹くんとゆかいななかまたち

美 少年・藤井直樹くんの生態に迫る

乙女座の青年~20002020

今日、藤井くんは20歳になった。おめでとう!
タバコも吸えるし、お酒も飲める。馬券も買っていいらしい。
でも、既に選挙権は持っていたし、結婚も認められている。(ヲタは認めないかもしれんが)
大人の線引きって曖昧ですね。

さて、この日を迎えるにあたって、色々と思い出していました。


わたしが藤井くんを初めて見たのは藤井くんがまだギリギリ中学3年生の時。
その頃はもう紛れもなく少年で、笑顔が可愛くて、太陽だった。
というか、中学3年生にすら見えなく、中1くらいだと思ったわたしは、「自分は遂にちび担になろうとしているのか」「8時越えられぬ経験を味わうのだろうか」などと懸念していたが(個人的に、ちび担をするにはあまりにも勇気が要った)、それは杞憂に終わった。

 

当時、別のジュニアの子を応援していたわたしは、なかなか踏ん切りがつかないでいた。
見る度に目を奪われる藤井くんにかなり気持ちは傾いていたけど、でも、一時の感情に流されて、ずっと応援していた人を「はい、さよなら~」と簡単に出来るような性格ではなかった。…重い(笑)

そんなわたしを「降りる!!」と決心させた出来事が起こったのは、シアタークリエ(2016)の千秋楽。いつかに同じことを書いたかもしれないけれど。

公演が終わり、幕が降りる中、それまでニコニコわらっていたはずの藤井くんがもう人目もはばからずめちゃくちゃ泣いている姿をみたとき。
こんなに泣けてしまうほどこの人なりに全力でやり切ったんだろうなあ、ってその瞬間に感じたし、あんなにずっとわらっていたくせに、急に、いやほんとゲリラ豪雨のごとく突然(笑)、泣き顔に変わる姿は、感受性の豊かなまっすぐな少年という印象を抱きました。
そんな藤井くんのことを応援していきたくて、わたしは自分の気持ちを整理することができました。

 


あの決定的な春の日から、約4年半。

わたしが出会った感情豊かな少年は、いつからか幕が閉じても涙を流さなくなり、結成されたグループではまさかの最年長だったり、ひとりでのテレビ出演などというモンペハラハラ案件にも、危なっかしさを感じさせず安定して落ち着き払っていて、むしろしっかりとした、冷静さを持つ青年へと変わっていました。

本当に、誇らしく思います。

この4年半の中で、そんな風に段々と変わっていく藤井くんや美 少年のみんなの姿を見て、わたしの意識も変わりました。
壮大な自分語りになりそうなので、その過程はいまは割愛しますが、藤井くんに出会ったときと比べると前向きに変わることが出来たなと思っています。
藤井くんを見続けることをやめて、自分自身に目を向けるようになって、前よりも藤井くんに思いを馳せる時間が短くなってしまったけれど。
でも、今に至れたこと、とても良かったと思っています。
自分自身に頑張りたいと思えるようになったのも、藤井くんや美 少年のみんなが向上することをやめなかったから。
ありがとうという気持ちでいっぱいです。

こうして振り返っていて気付いたことは、きっと以前のわたしは心配で仕方なかったんだろうな、ということ。
口先では、「藤井くんらしく」なんて言うけど、心のどこかでは心配で心配で仕方のない、毒母めいた気持ちがあったんだろうなぁ…と…(笑)
だから藤井くんのこと見届けていたい気持ちが強すぎたのかな
でも、自分の意識が変わって、一歩引いて見てみたら、案外簡単に手を離すことが出来たんですよね。
そうだよね、藤井くんだもん、大丈夫だったね。

はじめて自転車を漕ごうとする子供に対する気持ちだよね。(笑)

転んでしまわないか心配で自転車から手を離せなかったけど、離してみたら、当たり前のように
ひとりで自転車を漕いでいくような。
そうして藤井くんは1度も後ろを振り返ることなく、そしてわたしも走って追いかけることもなく、道を進んでいるような。
時々つまずいてないかなって思い馳せるときもあるけれど、
藤井くんだから大丈夫か、つまずいてもまた漕ぎ出しているか。って、そんな風に思えるようになりました。

藤井くんを、信じてるんだなと思います。というか、信じています。

 


誕生日を迎えたから、20歳になったから、だからいきなりなにかが変わるわけでもないけど。
でも、確実に藤井くんはあの日も、そして今日も、ずっとペダルを漕いでいて、わたしの道にはタイヤの跡だけが残っているんだと思う。

初めて見たときと変わらない、太陽のような光は宿したままで。

出来ればそれだけは、唯一変わらないでほしいなと思いながら、藤井くんの走った痕跡をゆっくり追いかけていくね。

 

藤井くんと出会えてよかった、生きていてくれてありがとう(重い)、

そして、

藤井直樹くん、お誕生日おめでとう!


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★この文章書いていて、ふと、石川智晶さんの『Little Bird』という曲を思い出していました。

この曲と重ねるにはわたしの役割は違いすぎますが(笑)

 

生まれてきただけで完璧だと

飛び立つ後ろ姿を抱いた

 

そう、藤井くんが生まれてきただけで、生きてるだけで、ファンサ。(え)

大げさかもしれないけど、最近はよくそう思う(笑)

『Little Bird』、涙腺バグってしまいますがとてもとても素敵な曲なので、美しい曲がお好きな方はぜひ。